「チーム開発実践入門」を読了したので感想をまとめます。
書籍
期間
・2019/04/18〜06/01
感想
・タイトル通りITの現場でのチーム開発のプラクティスをまとめている書籍です。冒頭で、チーム開発が行われていないデスマーチプロジェクトでの事例が紹介されており「あぁ、、同じようなような目にあったなぁ。。。」と悲しくなりながら読み進めていました。例えば、「検証環境がない」「データベースの再作成が困難」「起動するまで壊れていることに気付かない」「リリースが複雑で手順書が必要となる」など、皆さんも経験したことがあるのではないでしょうか。少なくとも私はこれまで関わってきたプロジェクトは全てこのタイプです(まぁ4年程度の経歴ですが)。
そして、「これが当たり前なのだ」と思っていました。本書では「理想的なプロジェクト」として「バージョン管理」「チケット管理」「CI環境」「CD環境」「リグレッションテスト」などのプラクティスが紹介されています。正直、読んだ感想として「本当にこんなことを実践できてるチームが存在するのだろうか?無理だろ。」と信じられない気持ちでいます。「理想」と「現実」の乖離が自分の中で大きすぎて、その溝を埋められる気が全くしないというのが正直な感想です。ちょっと悲観しすぎでしょうか。本書の中で特にぐさっときた言葉があります。
テストコードを書かず、CIを行わず、さらにリファクタリングも行われずにメンテナンスされ続けたコードは、大きな負債となってビジネスの成長を阻害することさえあります。そのようなコードを「レガーシーコード改善ガイド」では「レガーシーコード」と定義しています。 p.35自分自身もこの定義に加担する側の人間だなぁと思い、そうゆうところから少しずつ、少しずつ改善していけば良いのかなとちょっとだけ前向きな考えを持ちました。合わせて思ったことは、そういったプロジェクトやコードを責めることは間違えているなということです。
これまで価値を提供し続け、利益をあげているものに対して敬意を払うことは忘れてはいけないと思いました。しかし、「レガーシーコード」の定義に当てはまっている現状がもしあるならばそこから目を背けるのもまた間違えではないかとも思います。そういった課題を共有し一緒に解消していけるチームで働いてみたいなぁと思いました。他力本願ばかりではいつまでたってもそうゆう未来は来ないと思うので自分ができる事から始めることを探すのにも良い書籍だと思います。私も自分のできることから実践していきたいと思います。